2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧
CIIDは今年で創立10周年を迎えました。創立10周年を記念して、今週はその関連イベントが数多く開催されています。本日はそのオープニングイベントとでも言えるようなオープンハウスが開催されていました。 部外者も自由に学校に入れるようになっており、各部…
デンマークではペットボトルや缶等の飲料を購入する際にPANTと呼ばれるデポジットが必要になります。これに関しては下記の記事にも書いたので是非見てみてほしいのですが、これに関してもうひとつ発見があったのでご紹介します。 ddcph.hatenablog.com デン…
トロンハイムで観光と言ってもそれほど見どころが多いわけでも無いので、博物館を2つほど訪問してみる事にしました。 ひとつは、Rockheimと呼ばれるロック音楽の博物館。博物館と言っても中はとてもインタラクティブな仕組みになっていて、なぜここまでここ…
Maker Fairを一通り見た後はトロンハイム市内を軽く観光することに。 と言ってもコペンハーゲンに比べたら小さな街ですから、そこまで見るものも無いのですが。 これはトロンハイムのシンボルとでも言うべき、オールドタウンブリッジ。 この橋から街を眺める…
ヨーロッパでやっているMaker Fairに行ってみたい。そんな思いつきから近場でやっているMaker Fairを探したところ、トロンハイムで行われている事を知ったので、これ幸いと行って来ました。 Trondheim Maker Faire | Solsiden 26. - 27. august 金曜日の夜に…
今週はPInterestのデザイナさんを教授に迎えて引き続きサービスデザインに関する講義を受けて居ます。ただし、同じサービスデザインと言っても先週までは図書館と言うリアルな場のデザインであったのに対して今週はPinterestのようなWebサービスであったり、…
下記の記事で、サービスデザインに関するブリーフに関する説明を行いました。なお、ブリーフという単語を日本語にどう訳すべきかわからなかったのでカタカナのママ書いてしまったのですが、言ってみれば仕事の概要だとか指示みたいなもので、プロジェクトを…
サービスデザインの授業の中で最後に取り組んだのは、実在の企業の持つ課題をブリーフとして与えられそれに対するソリューションを提案すると言うもの。4人から5人程度のグループに、下記のような課題が与えられました。ちなみに検討に使用する時間は約1日半…
このブログでも紹介したことがあるのだけれど、かつてコペンハーゲンには廃棄食材を活用したレストランがあった。 ddcph.hatenablog.com しかしながら、上記のレストランは先週末、2016年8月19日で閉店してしまったようです。このように、大変素晴らしいコン…
先週、コペンハーゲンでは、コペンハーゲンプライドと言うイベントが開催されていました。平たく言ってしまえばLGBTの方を中心としたお祭りではあるもののLGBTに限らず一般市民の方まで広く多くの方がお祭りとしてイベントを楽しんで居るように感じました。 …
コペンハーゲンのKongens Nytorv(コンジェンスニュートー)駅の近くの工事現場に上記の写真のようなものができていました。タイトルはOASES IN COPENHAGENというようです。 これが何かと言うと観光の行き先を決めるためのルーレットのようなのですね。ルー…
学生の評価をどうするかと言うのは、どこの国のどこの学校の先生であっても悩ましいところでは無いかと思うのですが、日本とデンマークで大きく違う点を上げるとすれば、ペーパーテストよりも口頭試問を重視すると言う点があげられます。 口頭試問を重視する…
三週間に渡るサービスデザインに関するプロジェクトも終了し、本日はプレゼンテーションが行われていました。 今回のプロジェクトは、コペンハーゲン中央図書館をクライアントとして彼らのコンセプトであるSmarter Togettherを推進するための提案を行うと言…
デンマークは物価が高い。そんなわけだから、携帯電話の料金も高いんでしょう?って思われがちなのだけれど、私個人の感覚としては、不思議な程に安いと思っている。これに関して、実際に料金を示しながら紹介しようかと思う。 まず、デンマークにおける携帯…
コペンハーゲン中央図書館にてリサーチ中、Twitterにて「えほんのたね」というプロジェクトの事を教えて頂きました。 ehonnotane.net 詳細は上記リンク先を覗いて頂ければと思うのですが、プロジェクトを通して日本語の絵本を図書館に寄贈することによってそ…
インタビューでお子さんを持つ親御さんの話を聞いている。私自身は日本で生まれ育ったので、デンマークに子育てというのは大変興味深く、かつ色々と新鮮なのだけれど、それでも私自身が子供だった時と比べて大きく違うだろうなと感じる点が個人同士のやり取…
コペンハーゲンに来られた某先生と話をしていた際に飛び出た話題なのですが、昨今、デザイン思考って世間で過剰評価されているのではないかと思います。世の中を見渡して見渡してみると、猫も杓子もデザイン思考だという感じで、イノベーションに必要なのは…
コペンハーゲンにおいてよく見かけるお店の一つに、ピザ屋とハンバーガー屋と、ケバブ屋を一緒にしたようなお店があります。そこまで美味しいというわけでは無いのでしょうが、比較的安価であるし、そこまで外れも無く、現地の人には結構人気が有るように思…
こちらの人、特に若い人はみんなハンバーガーが大好きです。どこかご飯を食べに行こうかとなったときに候補にあがるのは、だいたいハンバーガー屋さんからケバブ屋さんであることが多い。 そんなわけで、ランチで食べに行ったハンバーガー屋さんがこちらのお…
デザインの課題に取り組んでいる際に教授から言われる事のひとつに「Think Big」と言うものがあります。 我々の組織CIIDは、Copnhagen Institute of Interaction Designが正式名称でして、ようするにインタラクションデザインに関する研究機関なんですね。イ…
コンセプトマッピングを行いアイディアをある程度明確にしたら、プロトタイピングの計画づくりを行います。プロトタイピングについて、一般的にはモノ作りのことを指すように捉えがちだと思うのですが、これは少し異なり、下記の記事でも少し触れましたが、…
アイディア出し後は、コンセプトマッピングを行います。コンセプトマッピングは下記の記事のコンセプト作成でも少し触れて居ます。 ddcph.hatenablog.com アイディア出しを行ったとは言え、それらのアイディア入ってみれば思いつきで作った素案のようなもの…
下記記事の続きです。 ddcph.hatenablog.com オポチュニティの抽出までを行い、How Might We Questionの作成までを行いました。なお、How Might We Questionに関しては下記で詳しく書いているので、こちらを読んで頂ければと思います。 ddcph.hatenablog.com…
下記のようにしてリッチプロフィールを作成したあとは、この内容を分析して、どのようなニーズがあるのか、どのようなデザイン機会がありそうか等を導出するためにクラスタリングを行って行きます。 ddcph.hatenablog.com 今回の場合で言うと、In-depthイン…
昨日はIn-Depthインタビューについて紹介しました。 ddcph.hatenablog.com このようにして行ったIn-Depth Interviewは下記のような流れで、リッチプロフィールの作成、インサイトの抽出と進めて行きます。 ddcph.hatenablog.com が、このプロセスも3回目な…
デザインリサーチ手法には色々ありますが、重要なものをひとつ挙げろと言われたらIn-Depth Interviewを外す事はできないと思います。 In-Depth Interviewを簡単に説明すると、対象者の経験や普段の行動、考えなどについて深く掘り下げながらインタビューを行…
下記のようにAssumption Mappingを行ったあとは、実際のクライアントからブリーフの説明を受けます。 ddcph.hatenablog.com ブリーフについて説明を受けたあとは実際に図書館の中を見まわったり、取り組みに着いて司書さんから話を伺ったり等し、その後はチ…
下記のようにAssumption Mapingについて書きました。しかしながら、仮説を作る対象を企業のキャッチフレーズとしたのが、あまり良い例ではなかったかなと思ったので、少し補足します。 ddcph.hatenablog.com 実際には、こういったコーポレートアイデンティと…
仮想のピザ屋のサービスをデザインし終わったところで次のリサーチプロジェクトに進むわけですが、このリサーチ活動の中で最初に行った事がAssumption Mappingと呼ばれるものです。 Assumption Mappingとは日本語にすれば仮説マップの作成とでも訳せるでしょ…
ピザ屋のサービスをデザインした事について下記の記事で紹介しました。 ddcph.hatenablog.com 上記実習のあとは、自分たちがデザインしたサービスについてユーザージャーニーマップを使用してタッチポイントの分析を行っていきます。なお、ユーザージャーニ…