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デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学の日々について書いています

自分たちのアイディアをテストして思い込みから脱却する

下記の記事に引き続き、GUIに関する講義についてです。 ddcph.hatenablog.com How Might We Questionを作成したあとは、みんなでアイデアを出していき、良さそうのアイディアを選び出します。アイディア出しは、各人が思いついた物をポストイットに簡単に書…

妄想ではなく、事実をもとにコンセプトを作り上げる

先週からGUI(Graphical user interface)の授業を受けて居ます。GUIの授業と言っても、ボタンがどうだとか、アイコンがどうだなどと言う話ではなく、画面を持つサービス、アプリをどのようにとらえて、どのように設計して、どのようにテストし、どのように…

技術力に差がある時に、どうすべきか

CIIDにおけるプロジェクトと言うのは、基本的にチームで取り組むものとなっています。チームの人数は2人から3人程度。場合によっては4人と言う場合もありますが、ごくたまに、と言うレベルです。 チーム分けに関しては、ランダムにくじ引きで決める事もあ…

面白いアウトプットとは何か

CIIDでは基本的に毎週何らかのモノを作って居るのですが、個人的にいまいち満足出来ていない気がして、この気持はどこから来るのだろうかと少し考えて見ました。 このブログでもたまに自分が作ったものに関して紹介したりはしていて、それらに関して教授陣だ…

ラフでも良いから短期間で作ってデモをする

イースター休暇の旅行から帰って来てまだ10日程しか経っていないのですが、既に3名もの、CIIDに興味を持って下さっている方とお話させていただく機会がありました。少しでもそういった方のお役に立てればと思い、私も時間が許す限り、CIIDのことであるだ…

データの収集から可視化までアナログでやってみる

今週はData Visualizationの授業を受けています。Data Viisualizationを直訳すると、データの可視化あたりになるかと思います。 CIIDではLearning by Doingの原則に則って授業を進めて行くことになっており、Data Visualizationの授業であっても決して例外で…

地球儀型ニュースインタフェースNews Globusを作りました

News Globusを作りました。作品の概要に関しては、下記の動画を見ていただくとわかりやすいかと思います。 ちなみに、CIIDのwebサイト内の作品紹介ページは下記の通りです。 ciid.dk 簡単に説明してしまうと、地球儀に約20個のピンジャックががついていま…

アルゴリズムと言う程ではないがプログラミング初心者が驚くちょっとしたテクニックなど

CIIDでは基本的にチームでモノ作りを行います。そのため、プログラミングひとつとってもペアプログラミングのような事をする事が多いのです。そういった場合に我々からすると当たり前の様な事であっても、プログラミング初心者からすると、そんな手があった…

Processingでシーケンサを作る

先週はintroduction to programmingと言う授業でした。名前からしてプログラミングに関する授業なのかと思いきや、事前にチュートリアル的な資料(pdf)が配布されて自習しておきなさいと言うことで、授業内ではProcessingを使用したのですがプログラミング…

チームの強み弱みをどのタイミングで考慮するか

今週は、以前の記事にも書いたとおりPhysical Computingの授業を受けて居ます。 ddcph.hatenablog.com 各チームでアイディア出しを行ったあとは、それぞれアイディアを選び、実際にプロトタイプの開発に入っていきます。しかしながらここで疑問が沸き起こり…

制約がある際にアイディアをどうやって出すか

今週の講義に関しては下記で紹介したとおりなのですが、そもそもプロジェクトの方向性を決めるやり方って2つあると思うんですよね。 ddcph.hatenablog.com ひとつはまずは制約を無視して解決したい課題だとか、作りたいもののアイディアを出し合って、その…

Arduino創業者と学ぶPhysical Computing

先週に引き続きPhysical Computingに関する授業を受けています。 違いがあるとすれば、先週はどちらかというと基礎的な内容で、今週は先週学んだ事を活用して何かを作って見ましょうということ。そして講師が、Arduinoの生みの親であるMassimo Banziさんだと…

こちらに来て二ヶ月半が経ち思うこと

気がつけば下記の記事を書いてから一ヶ月以上が経過していました。 ddcph.hatenablog.com 月日の経つのが本当に早いと感じます。それは毎日がとても充実していると言う事でもあり良いことなのでしょうが、反面、こちらで生活があっという間に終わってしまう…

一人で取り組むプロジェクトで意識すべきこと

先週はPhysical Computingに関しての授業を受けていました。 ddcph.hatenablog.com 上記にも書いた通り、これまでは主にチームでのプロジェクトに取り組んで来たのですが、ここに来て一人でのプロジェクトに取り組むこととなったわけです。一人で取り組むプ…

Charged (Bus Exploration):路線バスを利用したモバイルバッテリーシェアリングサービスの提案

以前、取り組んだビデオプロトタイピングに関するプロジェクトをWebサイト上で公開しました。 ciid.dk このプロジェクトは「Charged」と言うサービス名と「携帯電話やラップトップ等のモバイル機器を使用する人々にどうやって電力を供給するか」と言う課題が…

ArduinoでPhysical Computingを学ぶ

今週はPhysical Computingの講義です。Physical Computingとはなんぞやと言うことでちょっと探して見たところ、下記のようなWikipedia記事が見つかりました。 Physical computing - Wikipedia, the free encyclopedia WikipediaにもPhysical Computingは広い…

とりあえず形にする「Make It Visual」の重要性

上の画像、何に見えますか?これは先週のプロジェクトで作成した一番最初のプロトタイプで、ギターのつもりです。ダンボールを切り抜いてテープと糸を使って作ったもので、2分か3分ぐらいで作ったものです。 CIIDの教授陣が口酸っぱく言うことのひとつに「Ma…

「Metrojector:列車内可視化システムの提案」を公開しました

私がCIIDで最初に取り組んだプロジェクトを公開する準備がようやく整ったので紹介したいと思います。 vimeo.com タイトルはMetrojectorと言うもので、そもそものアイディアは地下鉄など、列車の混雑をどのように緩和することが出来るかと言うところからはじ…

快適な空間を脱してチャレンジすることの価値

下記の記事で書いた通り、今週はMaterials of Electronicsと言うことで電気回路に関する授業を受けています。 ddcph.hatenablog.com ddcph.hatenablog.com で、アイディアが一通り出揃ったところで、じゃぁ我々のチームは何を作るか?というのを議論するわけ…

技術力がアイディアに制約を付ける

下記の記事で書いた通り、今週はMaterials of Electronicsと言うことで電気回路に関する授業を受けています。 ddcph.hatenablog.com 一通り電気回路に説明を経た後、じゃぁ学んだ事を使って何か作って見ましょうとなるわけですね。私のチームは3人で、一人…

お互いに学び合うカルチャー

今週はMaterials of Electronicsの授業を受けて居ます。講義のタイトル通り、電源、バッテリーとは何かというところからはじまり、抵抗とバッテリーとLEDをつなげて光らせて見たりだとか、ハンダ付けに挑戦してみたりだとか、電気を通す素材(電導性の糸だと…

スターデザイナーをスターたらしめるものは何か

世の中には、佐藤可士和さんだとか、深澤直人さんだとか、ちょっとデザインに興味のある人なら名前を知っているようなスターデザイナが居る。そうしたデザイナーと、世の中にゴマンといる平均的なデザイナーの違いは何だろうか。 そこまでいかなくても、例え…

People-Centered Designによるコンセプト作成手順まとめ

People-Centered Designは、価値のある製品やサービスを生み出すための手法であってデザイナにとって非常に強力なツールであることはもちろんなのですが、実は新しいものを生み出す事に携わるすべての人に取って、価値のあるデザインプロセスなのではないか…

アイディアをコンセプトに昇華させる

前回、インタビューを可視化して、そこからインサイトを抽出し、そこから問題解決の方向性を設定する手順について紹介しました。 ddcph.hatenablog.com 今回は、そのオポチュニティに対してアイディア出しを行い、ソリューションとしてまとめて提案するとこ…

インタビューからインサイトを抽出し問題解決の方向性を設定する

今週はピープルセンタードリサーチ(people-centered design)の授業を受けています。これまでの授業の内容は下記の記事でも書いていますが、今回は、インタビュー結果から、問題解決の方向性を設定する方法について書いていきます。 ddcph.hatenablog.com d…

インタビュー時に使用するツールの効用とその種類

昨日は、デザインリサーチの計画について下記のような記事を書きました。そしてやはり基本であるインタビューについて計画の建て方について説明しかけたのですが、肝心のツールについて説明出来ていませんでしたので、この記事で説明する事ができればと思っ…

デザインリサーチで重要なWho、Where、What

前回の続きです。 ddcph.hatenablog.com 前回の記事で、Research Objectiveの設定について書きましたが、そのResearch Objectiveを達成するための方法について計画をたてる必要があります。 計画に関して、重要なのは大きく分けて3つ。Who、Where、Whatです…

とあるスポーツ施設のデザインリサーチプロジェクトにおける目標設定

先週から、People Centred Designの授業を受けています。この授業では、実際に課題を与えられて、リサーチを行い、何らかのソリューションを提案すると言うもの。 以前、下記のような記事を書きました。この中でデザイナの役割には、機会探索、ストーリーテ…

デザイナに求められる3つの役割

下記の記事にも書いたのだけれど、デザインとは問題解決の手段であり、新しい価値と機会を創りだす行為でもある。つまり、デザイナーに求められる役割とは何かと言うと、問題解決をしたり、新しい価値や機会を生み出す人ってことになるのであろうか。 ddcph.…

デザインにおけるビデオプロトタイピング

先週からビデオプロトタイピングの講義を受けています。プロトタイピングにも幾つか種類があるのですが、中でもささっと作れて、内容が伝わりやすいものということで、実際のデザインの現場でも重宝されているのがビデオプロトタイピングとのことです。 具体…

ボトムを支えるのではなく、トップをもっと引き上げる

こちらに来てから何度か感じている事のひとつが、こちらではボトムを支えて底上げするのではなく、トップをもっと伸ばすためにリソースを割く傾向があるな、ということ。 トップを引き上げる授業 例えば、下記のブログ記事にも書いたのですが先週は授業の中…

目にうつる全てのことはメッセージ

先週は下記のように、インタラクションデザインの講義を受けていました。 ddcph.hatenablog.com ddcph.hatenablog.com ddcph.hatenablog.com プロセスを記録し、残しておく 講義の内容としては、上記の記事を参照してもらうと良いかなと思うのですが、講師の…

課題抽出からアイディア創出の流れ

先週はインタラクションデザインの講義だったのですが、以前にも述べた通り、CIIDはLearning by Doingをモットーにしており、講義だけで終わる事は無いのです。 Transportationプロジェクト 今回のテーマは以前、下記の記事でも書いたように「Transportation…

インタラクションデザインはユーザーにフォーカスする

先週はインタラションデザインの講義を受けていました。講師はMatt氏とBlair氏。お二人はカナダのトロントにあるNormativeから来て下さっており、Matt氏はパートナーおよびデザインディレクターを、Blair氏はアソシエイトデザインディレクターとのこと。日本…

多様性を活かすには論より経験

現在取り組んでいるプロジェクトでは、「Transportation」と言うテーマだけ与えられて、チームで課題設定、解決法模索、プロトタイピング、プレゼンテーションまでを行います。 噛み合わない議論 最初は、どのような課題が良いかチームでディスカッションし…

動画作りでストーリーテリングを学ぶ

先週はIDEO TokyoからCo-DounderのMike氏とAmelia氏に来ていただき、Art & Science of Storytellingというタイトルで講義をしていただきました。内容としてはIDEOの紹介にはじまり、マーケティングリサーチとデザインリサーチの違いなどの説明、またインタビ…

私の留学先、CIIDについて

お前はデンマークに何をしに行ったのだ。生活のことばっかりで、ほんとにちゃんと勉強をしているのかと突っ込まれてしまったので、そろそろ留学生活のことも書いて行きたいと思います。 まずは、私の留学先であるCIID(Copenhagen Institute of Interaction …