デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学を通して考えたこと

ファイナルプロジェクトに関してアドバイザーとの打ち合わせ

ファイナル・プロジェクトの方向性などについてアドバイザと最初の打ち合わせを行いました。

以前にも書いた通り、私のアドバイザは、CIIDのイノベーションスタジオで働いている方でPeople Centered Researchの授業を受け持っている人でもあります。そういうわけですから、言ってみればCIID流のリサーチ手法を熟知しているわけです。私は今回のファイナル・プロジェクトを通して、ポートフォリオを充実させたいというよりは、ユーザリサーチ手法に関する理解を深めたいと考えている私に取っては、願ったりかなったり。

さて、初回ミーティングの内容を整理するとこういう感じ。

まず、最初のステップとしては、Research Objectiveの設定と、Research Guideをしっかり作りましょうということ。もちろん、手当たり次第にインタビューを行っても良いのでしょうが、どうしても話が発散してしまうだろうし、得体情報が得られるかどうかというと確率的に難しくなってしまい、効率があんまり良くないのではないかということ。

なお、Research Objectiveの設定に関しては下記の記事でも少し書いているので、興味がある方はお読みいただければ。

ddcph.hatenablog.com

ddcph.hatenablog.com

そして、Research Guideに関しては少し次の記事にも書いているのですが、どうやってリサーチを進めていくか、たとえばインタビューであれば、どのようなことを聞くのか、などということの検討ということですね。

ddcph.hatenablog.com

スケジュール的には、まずResearch ObjectiveとResearch Guideを作ってから、実際のインタビューを行いつつ、デスクリサーチを並行して行う感じかなと思っています。いろいろな方の話を聞いてみたいので、今週末以降でインタビューに協力してもいいという方は是非コンタクトいただけると大変助かります。

そしてドキュメンテーションをきちんとするようにとのこと。たとえばブログでもでもいいだろうし、Evernoteでもいいかもねみたいな話があったのだけれど、私の場合はすでにこのブログがあるので、ここで途中経過などを整理していけたらいいかなと思っています。