デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学を通して考えたこと

「Metrojector:列車内可視化システムの提案」を公開しました

私がCIIDで最初に取り組んだプロジェクトを公開する準備がようやく整ったので紹介したいと思います。

vimeo.com

タイトルはMetrojectorと言うもので、そもそものアイディアは地下鉄など、列車の混雑をどのように緩和することが出来るかと言うところからはじまりました。様々なアイディア出しを行い、リサーチなどを通して、実は車両によって乗車率に結構なバラつきがあるよねという知見を得ます。じゃぁこれを平均化すれば良いのでは?どうすれば平均化できるのか?という問題に対する解答のひとつがこのソリューションです。

各車両の車内をカメラで撮影して、それを次の駅にライブストリーミングする。こう書くと非常に簡単なアイディアではあるものの、実際に簡単なプロトタイプを作ってみると、新しい発見があったりもして面白いです。例えば、最初は混雑率がわかれば良いよねという事だったのですが、カメラを使うなら車内の雰囲気もつかめるよね、という発見があったりもして、じゃぁそれもコンセプトに混ぜ込んじゃえ、とか。このような発見が多くあるので、とにかく手を動かして見る、っていうのは大事なんだなぁとか改めて思います。

ちなみに、どうやって可視化するかに関しても様々な議論がありました。例えば、シーソーをメタファとして使い、乗客が並んでる位置と、各車両の乗車率から、各車両の乗車率が均等になるように何らかのビジュアライゼーションを行うというアイディアもありました。アイディアとしてはチーム内でわりと好評だったのですが、シーソーをうまく可視化するのって難しいよねという事でボツになったりとか。

動画のクオリティは決して高いとは言えないものでありますが、プロジェクト自体わずか5日間で、最初の3日程はコンセプト作りに費やし、動画自体は1日で作ったものと考えると、システムのユースケースだとか、意義だとかは十分に伝わると思いますし、アイディアを伝える最初の一歩としては十分なのかなとも思います。

CIIDではこのように、各プロジェクトについてドキュメンテーションを行いWebで公開する事を強く推奨(あくまでも強制ではない)されます。CIID自体のブランディングにもなるんでしょうが、実際、多くの学生は卒業後に就職活動を行うということもあって、学業の最中ではあるのですがポートフォリオの作成にも余念がありません。そして各プロジェクトは下記のような感じで公開されます。

ciid.dk

ちなみに、このプロジェクトに関するブログ記事は下記にありますので、興味のある方はご参照頂ければ。

ddcph.hatenablog.com

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