先日、コペンハーゲンにちょっと変わったスーパーマーケットが登場した。何が変わっているかというと、このスーパーで扱う商品は、普通のスーパーでは扱えないような商品。包装に傷が汚れがあったり、賞味期限間近だったり。これまで、こういった商品は大変もったいないことに廃棄されていた。しかしながら、だからといって食べて問題があるわけではない。これをなんとかしようと生まれたのが、今回新しくオープンしたWeFood(ウィーフード)と言うわけだ。
下記のような記事にもなっているが、調べてみるとこのような取り組みは、なんでもデンマーク初どころか、世界初らしい。
せっかく家の近くにあるのだから行かないわけには行かないなと思い、実際に行ってみた。お店の外観はこんな感じ。デンマークのスーパーは、外からみてひと目でスーパーだとわかるようなお店が多いので、それらに比べるとちょっと地味かなと言う印象。言われなければスーパーだとは気が付かないかも。
お店の中に入ってみるとこのように商品が色々並んでいます。聞いたところによると商品の補充が追いついていないらしく、お世辞にも品揃え豊富とは言えないのだけれど、果物から、飲料、冷凍食品まで色々あるんだな、という印象。
店内には下記のようなスポンサーリストもあった。fotexというのがデンマークではわりと大きめのスーパーなのだけれど、他は申し訳ないけれどあまり良く知りません。もしかしたらスーパーではなく、食品会社なのかもしれません。
食品廃棄については、フランスにおいて下記のような法律が制定されるなど、現在非常に関心の高いトピックになっている事は間違いないし、実際私の周りでも度々話題になる。
例えば、下記の記事で紹介したサービスも食品廃棄問題の解決を目指したもののひとつであると思う。
こうした取り組みがどの程度までうまくいくのか、現段階ではわからないところが多いが、特に「お米を残すとお百姓さんに怒られる」などと言われて育った日本人としては、ぜひともうまいこと回ってほしいなぁと思うのであります。