下記の記事のようにユーザインタビューを行った後はそれをクラスの前で発表します。
発表する内容としては下記の通り
- 我々の作成したHow Might We Questionについて
- 我々のアイディアの概要
- ストーリーボードを用いつつ、我々のアイディアがどのように動くか
- ユーザーインタビューの結果
- 今後の方針
上記内容から分かる通り、別にこれは投資家向けのプレゼンテーションというわけではなく、あくまでも内部向けです。つまり、我々がこういう風に考えて、こういう風に仮説を立て、こういう風にアイディアの検証を行ってきました。今後はこういうことをやっていく予定です。という内容なわけです。
そしてクラス内で質疑応答を行うわけですね。質疑応答の内容としては「ここはどうなっているの?」という単純な質問もありますし、「これめっちゃ良いね、僕も使って見たい」だとか「それも面白いけど、こういう方向性も有るのでは?」「ここはもっと検討しなければならないのでは?」というようなコメントもあります。
ところで、欧米と日本との違い、というのかも知れませんが、ネガティブなコメントがあまり無い、というのは面白いところかもしれないな、とふと思ったりもしました。「そんなのどう考えたってうまくいかないだろ」って言うアイディアがあったとしても、出来るかぎり褒めるんですよね。そして褒めたうえで、どうすれば良くなるかを一緒に考える。日本だと、中々このような空気感というのは無いのでは、と思った次第。
ちなみに、個人的に嬉しかったのは、プレゼンテーションが終わったあとで、同級生の一人がやってきて、俺このサービスめっちゃ使ってみたいし、このサービス自体にとても可能性があると思うと力説してくれた事でしょうか。まだアイディア段階で動くものがなかったとしても、こういう風に言ってくれるのは非常に嬉しいですね。