デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学を通して考えたこと

個人プロジェクトでは雑談が増える

ファイナルプロジェクトが始まって約一週間。この1週間で感じた事といえば幾つかの事があるのだけれど、以前にも増してクラスメイトとの会話が多くなったように感じて居る。

ここでいう会話というのは雑談のこと。プロジェクトの話ももちろんあるけれど、雑談の量が多くなった気がするのです。

CIIDの授業では原則としてグループでプロジェクトに取り組みます。グループでプロジェクトの場合、会話の相手はやはりプロジェクトのグループメンバーが多くなりますから、会話の内容も基本はプロジェクトに関する事になってきます。

ところが、ファイナルプロジェクトにおいては基本的には個人でプロジェクトに取り組むわけですから、お互いのプロジェクトの内容についてクラスメイトと話し合う事はもちろんありますが、それ以外の話題も結構増えてくるんですよね。

昨日、フィットネスジムに入会したという話を書きましたが、これもその雑談の流れです。

ddcph.hatenablog.com

今まで、プロジェクトに関する話は結構していたけれど、そういえば私生活に関する事ってあんまり話をしていなかったし、ほぼ同じ空間にずっと居たにも関わらず、実はあまり良く知らないクラスメイトも結構いたなぁと今更ながらに思うわけです。

もちろん、仲の良いクラスメイトと言うのもいて、そういった彼らとはこれまでも一緒に遊んだり飲みに行ったりしますからそれなりに話をするわけですが、そういう機会でも無いと雑談する機会って無いですしね。

そしてファイナルプロジェクトでもうひとつ重要だなぁと思う事のひとつが、きちんと学校に行くということ。ファイナルプロジェクトは基本的に個人作業なので、学校に行かなくてもプロジェクトを進める事は出来るわけですが、やはり友人と顔を合わせるというのは重要で、雑談の持つ力というのは中々侮れないなぁとも思うのです。作業に煮詰まったときに、気軽に人と話す事が出来るというのは大変有り難いですし、あいつも頑張ってるから俺も頑張らなきゃという気持ちになりますしね。