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デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学の日々について書いています

アイディアのコンセプトマッピング

アイディア出し後は、コンセプトマッピングを行います。コンセプトマッピングは下記の記事のコンセプト作成でも少し触れて居ます。

ddcph.hatenablog.com

アイディア出しを行ったとは言え、それらのアイディア入ってみれば思いつきで作った素案のようなもので、とてもじゃないですがコンセプトと呼べるようなものではありません。

ですので、コンセプトマッピングと呼ばれる作業を行います。コンセプトマッピングの内容としては下記項目について考える事です。

  • コンセプトの説明
  • ターゲットユーザ
  • ユーザの価値
  • サービス提供者の役割
  • ユーザのシナリオ
  • ポジショニング

この中で、一番わかりやすいのは、ターゲットユーザについてでしょうか。そもそも最初の段階で決まっている事が多いですから、これは簡単に書けるのではないかと思います。図書館を利用する8歳〜12歳程度の子供だとか、5歳未満の子供を持つ親御さんとか、そういうのですね。実際にはもっと細かい条件付けを行う場合もあるでしょうが。

次にわかりやすいのはユーザの価値でしょうか。How Might We Questionを元にアイディア出しをしているわけですから、解決したい課題と言うのはある程度明確です。ただ、それだけでなく、副次的な価値についても書いておくと良いかも知れません。

サービス提供者の役割に関しては少し考えないと行けないかもしれません。どれだけ素晴らしいアイディアであっても多大なコストがかかるアイディアだと実行されにくいでしょうから、どのような活動をサービス提供者に期待しているかを明確にしておきます。

そしてシナリオに関しては、ユーザとサービスのタッチポイントを説明します。どういう状況でユーザはサービスの事を知るのか。そしてそれをどうやってつかうのかなどなどを考えつつ可視化してきます。

そして最後に、ポジショニング。これはアイディアの種類でしょうか。例えば、各々のユーザを対象にしたサービスなのか、それともグループなどの集団を対象にしたアイディアなのか。これまでの延長線上にあるアイディアなのか、それともそもそもこれまでとは違う別アングルからのアイディアなのかなど。他の軸としては、今あるインフラを何らかの形で利用するアイディアなのか、それとも独立したアイディアなのかなどが挙げられるでしょうか。これらはコンセプトの説明を読めばわかるといえばわかるのでしょうが、他のアイディアとの違いをひと目で分かるようにするという意味で重要なのかなと思います。

これらを整理してA3程度の紙にまとめる事によって自分たちのアイディアがどのようなものかを説明します。冒頭の写真は我々のHow might questionとそれに対するアイディアをコンセプトマッピングしたものなのですが、このように壁に貼ってわかりやすくしておくと、チームの進捗や方向を容易に確認出来るので良いと思います。