デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学を通して考えたこと

easyJet機内誌のコペンハーゲンの紹介が酷い

ヨーロッパ内はLCCが非常に発達しており、比較的気軽に移動することができます。LCCにも幾つかの会社があるのですが、メジャーどころと言う意味ではeasyJetとRyanairの名前があがるのでは無いかと思います。

私はどちらにも乗った事があるのですが、どちらもサービス等はほとんど変わりません。Ryanairの場合、チケットを紙で印刷していかなければ別料金を取られるなど若干面倒なので、価格が同程度の場合はeasyJetの方を使う事が多いかなと言う程度。

ところで先日、easyJetに乗る機会がありました。機内では携帯も使えないので結構暇ですよね。暇つぶしがてら機内誌をめくっていたところ、ヨーロッパの各都市の紹介を行っているページがありました。

例えば、イタリアならピサの斜塔だとか、コロッセウムだとか、ピザだとか、その都市を代表する見どころがイラストで紹介されています。

他の国だとこんな感じ。オランダなら風車、ドイツならベルリンはブランデンブルク門で、ブリュッセルならアトミウムと言う感じでしょうか。

ハンガリーはブダ城かな?クロアチアはドゥブロヴニクだとか、プリトヴィッツェ湖国立公園だと思います。

さて、北欧を見ていきましょう。エストニアはアレクサンドル・ネフスキー大聖堂かな、ロシアは血の上の救世主教会とかでしょうか。そして我らがコペンハーゲンはというと、自転車ですね。

いやいやいや、えっ、自転車なの?と言う感じ。

確かにコペンハーゲンは自転車大国として知られているのは間違いない事実だとしましょう。だけど、しかし、だからといって、自転車を見にコペンハーゲンに来る人なんか居ないわけです。コペンハーゲンがいくら小さな街だとはいえ、ニューハウンだとか、チボリ公園だとか他に色々と見どころはあるわけで、もうちょっと何か無かったんですかねぇ。