デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学を通して考えたこと

エキシビジョンについて

日本に帰って来て約一ヶ月が経ちました。ファイナルプロジェクト期間中は忙しくてブログどころじゃなかったのですが、帰国後落ち着きはじめましたので、ブログを再開して留学を徐々に振り返ったり、デザインに関して思うところを書いていこうかなと思っています。

さて、CIIDでは卒業式のあとにエキシビジョンという物が開催されます。エキシビジョンとは日本語にすれば展示会でしょうか。卒業制作として作成したものを、外部の方に見て頂く機会があるわけです。

金曜日と土曜日の二日間、普段我々が教室として使用しているスペースが展示会場に早変わりし、多くのお客様がいらっしゃいました。ちゃんと数えたわけではないけれど、1000人近い人が来てくださったんじゃないかな。

面白いなと思うのは、エキシビジョンの受付にて来訪者に目的を伺って、わかるようにシールを貼ってもらうシステムになっていると言うこと。シールの種類は下記のような感じ。

  • OB/OG
  • デザインに興味がある
  • リクルーティング

つまり、展示している側からすれば、その方が貼っているシールを見れば、OBOGなのか、リクルータなのか、一般の方なのかがわかる仕組みなのです。これは非常に良い仕組みだなと思いました。

自分たちが作ったモノの説明をするのはもちろんとしても、対象が一般の方なのか、リクルータなのかによって、説明の仕方やアピールの仕方が異なって来ますものね。

ちなみに展示の様子は下記のような感じ。私自身が暇な時を見計らって写真を撮影したので、人がまばらであるように見えますが、混雑時は文字通り人でごった返していました。

私自信も、自分のプロダクトについて多くの方に説明していただきましたが、自分自信でも面白いなと思うのは、多くの人と話をするにつれて、話の展開の仕方がこなれて行くというか、こういう風に話をすればウケるというのが見えて来るんですよね。なるほどやはり人と話をすることは大事なんだなぁ。