デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学を通して考えたこと

動画作成はすべてのビジネスマンの必須スキルとなる

下記のような記事を書いたあとでふと「アイディアを映像化すると良いよ!」って、別にデザイナだけに限った話じゃないよなーと思いました。短時間で動画を作成出来るのであれば、動画作成を企業での業務に積極的に取り入れる事も可能になるのでは、と。

ddcph.hatenablog.com

デザイナーに限らず、我々が普段仕事をする時、何らかのアイディアを求められる、と言うのはよくある話です。デザイナが関わる場合ももちろんあると思うんですけど、そうじゃない場合のほうが圧倒的に多いですよね。

例えば、新しい製品や事業のを考えたり、新しい営業手法を考えたり、人材採用方法を考えたりだとか、業務の効率化のためのアイディアを出したりなんてのもあるかも知れません。

毎日同じような作業を行っていると思われがちな工場だって、カイゼン活動のためにアイディアを求められる事はしょっちゅうです。

kotobank.jp

そういった場合に、一般的にはパワーポイントで自分のアイディアを上司に説明したりするのかな、と思います。だけどパワーポイントで資料作成するのって、とても時間かかるんですよね。しかも、多くの時間はスライドのレイアウトだとか、言い回しだとか、言ってみればアイディアの本質とは関係ない部分に費やされる場合も少なくありません。

映像の場合、そもそもの情報量が多いからなのか、見てる側が気になるのは全体の流れだとか、どういったコンセプトなのかという点になるのではと思います。なので、細かい部分ってあんまり気にならなかったりするんですよね。もちろん細かく見ていけばツッコミどころは多いのでしょうけれども。

企業文化にもよるのでしょうが、ラフなモノとはいえ、1アイディア5時間で映像化出来る、しかもアイディアのブラッシュアップをしながら、であればこれを業務の中に取り入れるのを躊躇う理由はあまり無いようにも思われます。

映像化にかかるコストはカメラの低コスト化(場合によってはスマホでも十分かもしれません)、PCの高性能化などによって、昔に比べてどんどん下がって居るようです。これらの変化によって、アイディアの映像化が様々なシーンで取り入れられるようになれば、いずれパワーポイントでの資料作成ではなく、動画編集が仕事をする上での必須スキルになる日が来るかも知れません。