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デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学の日々について書いています

インタビューの内容をクラスタリングしてインサイトを抽出する

下記のようにしてリッチプロフィールを作成したあとは、この内容を分析して、どのようなニーズがあるのか、どのようなデザイン機会がありそうか等を導出するためにクラスタリングを行って行きます。

ddcph.hatenablog.com

今回の場合で言うと、In-depthインタビュー、つまり1時間程度かけてじっくり話を聞いたインタビューが3名、ゲリラインタビューとして5分から10分程度でインタビューさせて頂いた方が10名程度いらっしゃったわけですが、彼らの発言で印象に残った点や、インタビュー中に気がついた事等を、ポストイットであったり、小さめの紙等に印刷し、テーブルの上に並べて行きます。

クラスタリング自体はわりと直感的に行う事が多いのかな。この紙に書かれている事とこの紙に書かれている事は似ているなとか、自然言語で書かれている事なので厳密に野郎にも限界がありますので、ある程度曖昧に、直感に頼らざるを得ないのは仕方ないのでしょう。

クラスタリングの具体的なラベルとしては私達のプロジェクトの場合で言えば「家庭における教育」であったり「子どもとのコミュニケーション」だったり「地域における図書館」等様々ですが、これに関してはプロジェクトによるし、そもそもインタビュー結果によるところが大きいので、内容に即したものであるべきでしょう。

クラスタリングを行う際のグループ数ですが、あまり数が多くてバラバラでもその後が大変だし、少なすぎても可能性を狭めてしまうことになりかねません。絶対にこの個数にしなければならないと言うのは無いと思います。でも5、6個ぐらいのグループに分けるのが良いのでは、という印象を受けました。

なお、ここのクラスタリングのプロセスにおいては、不可逆に行うのではなく、行ったりきたりしながら行うのが良いように思います。つまりグループに対して行ったラベリングは絶対的なものではなく、クラスタリングの過程でスコープをズームインしたりズームアウトしたりするわけですね。一度ラベルをつけて、それに関する情報をそこに集めて見たものの、思ったより少なかったからもうちょっと範囲を広げて見ようだとか、またその逆もあり得ると思います。

さて、この後はクラスタリングした各グループからインサイトを抽出していきます。これに関しては下記の記事に書いてある内容と重複しますので、よろしければご覧ください。

ddcph.hatenablog.com