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デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学の日々について書いています

In-Depth Interviewで対象者からインサイトを引き出す

CIID デザイン

デザインリサーチ手法には色々ありますが、重要なものをひとつ挙げろと言われたらIn-Depth Interviewを外す事はできないと思います。

In-Depth Interviewを簡単に説明すると、対象者の経験や普段の行動、考えなどについて深く掘り下げながらインタビューを行う事です。対象者は、例えば図書館に関するリサーチであれば、図書館利用者である場合もあれば、利用してない人に対してインタビューを行う場合もあります。エクストリームユーザと呼ぶ事もありますが、極端なユーザーに対してインタビューを行う事もあります。

toyokeizai.net

時間は長くても1時間程度に収めるのが良いと言われていますが実際にはこれがなかなか難しい。例えば、ひとつのインタビューの冒頭だけでも、これだけの話をする必要があるわけです。

  • 挨拶
  • チームの紹介
  • インタビューの目的の説明
  • 合意書(写真や情報の資料で使用することなど)の説明

そしてこれらが一通り終わると、インタビューの核心に入る前にインタビュイーの事を知る時間を取ります。例えば下記のような項目でしょうか。

  • アイスブレイク的な会話
  • これまでの経歴
  • トピックに関連した質問

そしてその後、核心の質問に入っていくわけですが、ここまででヘタすると20分とか30分経過してしまう事もあるんですよね。そうなると核心の質問にさく時間がほとんど残ってないと言う事になりかねず、色々聞こうとすると簡単に時間オーバーしてしまいます。

そのため、聞きたいポイントを絞って、深堀するにしても全部を深堀するのではなくポイントを絞って話を進めて行かなければなりません。

予め計画を立てたり、以前紹介したようなツールを利用する事で、この辺りの効率を高める事が出来るのだとは思うのですが、それでも直感が効いてくる事も否めないのかなぁとも思います。経験を積めば面白いトピックに踏み込んで行けるのかも知れないけれど、使いまわせる定形のパターンがあるようにも思えないし。

ddcph.hatenablog.com

ちなみに私の場合は、こういったリサーチ活動のビギナーと言うことだけでなく、言語的な壁が非常に大きいということでかなり苦戦して居るのも事実なのですが、日本に帰国後、この経験を少しでも活かす事ができるように、こうして言語化することによって血肉としたいところです。