デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学を通して考えたこと

日本とヨーロッパのトイレ文化の違い

日本に滞在して気がついたことのひとつに、公共のトイレにブラシが置いてない事が多いな、ということ。ヨーロッパの公共トイレでは 、ほぼ100%と言っても過言で無いほど、トイレ便器の横に下記のようなトイレブラシが置いてあります。

マーナ トイレブラシ ホワイト W071W

マーナ トイレブラシ ホワイト W071W

 

これを何に使うかというと、自分が使ったあと便器に汚れが付着していた場合に自分でブラシを使って綺麗にするんですよね。こちらではこれが当たり前のマナーとなっていて、例えば学内のトイレで誰かがブラッシングしていなかったりすると「うわっ誰やねん、残ってんぞー!」とか騒ぎ立てる人がいたりしますし、「Brush and Flush」(ブラッシングと、流す事を忘れないでね!)のような啓発ポスターのようなものが貼られていたりします。

日本の場合、そもそもブラシが置かれていない事も多く、少しぐらい汚れが付着していてもあまり気にしない人が多い(私も実際そうでした)と思いますが、こちらでは使ったあときちんと綺麗にすると言う事を徹底しており、面白い文化の違いだなぁと思いました。