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デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学の日々について書いています

なぜヨーロッパではMTが主流なのか

下記のようなトラブルもあったものの、翌朝の開店時間まで待つ事でなんとか無事にレンタカーを借りる事が出来た。

ddcph.hatenablog.com

ところで、レンタカーを借りるときに気がついたのだけれど、ヨーロッパではMT車が主流のようです。AT車はないのかなと思ったらレンタル料金が倍近くする。日本ではレンタカーといえば基本的にATでMTなんて見た記憶が無いし、アメリカで車を借りた時も何も言わずにATが出てきた記憶がある。

何故ヨーロッパはMTが主流なのだろうか。検索したら下記のような記事を見つける事が出来た。

car-me.jp

つまり、MTのほうがATよりも車体価格が安いし、燃費が良い。車は移動するための道具なのだから余計な機能は必要ないと考える人が多い。古い車を大切に乗っているのでMTが多い、等の理由があるようです。

しかしながら私としてはMTを運転するのは何年ぶりだろうというレベル。日本に居た時は普段からバイクに乗っていたおかげである程度MTを運転するカンはあったので比較的短時間で不自由なく運転出来るようになったものの、そうでない人は大変だろうなぁと思う次第。坂道発進なんて久しぶりにしました。

しかし、こういう日本とアメリカ、ヨーロッパの違いというのは大変面白い。日本に住んでいると、ATが主流であり、MTを選ぶ理由等無いような錯覚に陥ってしまうのだけれど、海外に目を向けると全世界がそういう事では無く、異なる価値観、異なる判断基準で生活している人も多く居ると言うこと。

これはおそらく車以外の製品やサービスについても同等であって、自分たちが良かれと思うものが、異なる価値観を持つユーザに受け入れられるかというのは別問題であり、製品の企画時には考慮しなければならないという事でもある。

これと似た話では、中国でお茶のペットボトルを買うと砂糖が入っているという事が挙げられるのではないかと思う。例えば日本人の感覚からするとペットボトルのお茶は無糖が当たり前であり、当然そういった商品を売ろうとするであろう。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

しかしながら中国ではお茶とは無料に近いものであり、それを売ろうとしてもうまく行かなかったようで、甘くした上で販売する事になったという話を聞いた。

このように、現地の文化、価値観、習慣等によって、ある国では受け入れられた製品が他の国で受け入れられなかったというのはよくある話だと思うので、そういった事を考慮しながらデザインをしていかなければと思った次第。とは言え、デザインの段階でこれを完全に考慮するのは難しい気もするので、どうするのが良いんだろうなぁ。