デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学を通して考えたこと

ARCDIVEを公開しました

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GUIに関する授業を受けている事は、下記のようにこのブログでも何度か紹介しました。

ddcph.hatenablog.com

ddcph.hatenablog.com

ddcph.hatenablog.com

ddcph.hatenablog.com

この講義の成果物をWeb上に公開したので紹介しようと思います。 

今回のプロジェクトで我々が取り組んだのは、ある特定分野に関する情報を得たいと考えているユーザと、その分野の専門家をどのようにつなげる事が出来るかということについて。言ってしまえば、はてなブックマークだとか、NewsPickだとか、Gunosyだとかと同様に、情報のキュレーションシステムです。

情報のキュレーションシステム、と言ってしまえば目新しさはあまり無いのですが、専門家が情報をパッケージングする事で、新しい価値が生まれるのではないか、というアイディアが我々のスタート地点でした。これは、メンバーにDJ活動をしている人がおり、彼の体験から発想を得たアイディアでもあります。

レコードショップに行くと、クレートと呼ばれる箱に様々なレコードが入っているよね、と。そして店内には大抵多くのクレートが置いてあるわけですが、どのレコードをどのクレートに入れて置くかというのは店舗の判断なわけです。そしてレコードを買いに行く多くの人は、特定のクレートの中から気になるレコードを探したりする、と。

つまり、気になったニュースだとか、動画であるだとかのコンテンツを逐一配信するわけではなくて、複数個まとめで配信するわけです。例えば、今週のIoTに関する気になるニュースを複数個まとめても良いでしょうし、特定のトピックについて異なる角度から論評されている記事をまとめることも面白いかなと思っています。

実際のプロジェクトではこの後ユーザテストだとかを繰り返してユーザのニーズを深掘りしていく事になると思うのですが、今回のプロジェクトでは、コンセプトの作成から画面レイアウトの検討までのみを行いました。実際に動くアプリケーションまで作ったわけでは無いのですが、非常にエキサイティングな3週間となりました。

ちなみにCIIDのWebサイトでのプロジェクト紹介はこちらです。

ciid.dk