デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学を通して考えたこと

クロアチアのスプリトへ

ドゥブロヴニクからはやはりバスでスプリトに戻ります。

スプリトは、ローマ帝国の皇帝であるディオクレティアヌス帝の宮殿がある事で知られるクロアチアの中でもそれなりに大きな町です。とはいえ、中世以降、1764年に宮殿の存在が発見されるまで宮殿の存在は数百年以上も忘れられていたというから驚きです。こんな大きいものが忘れ去られるってそんなことあるのかよ!ってツッコミを入れざるを得ません。

どうやらディオクレティアヌス帝亡きあと、人々が勝手に住み着き、いつしかそこが宮殿であったということスルーされるようになったと言うストーリーのようですが、なんというか歴史のロマンを感じ得ずにいられません。再発見されたころには、宮殿は半分ゴミに埋まってたとか言う話もありますが、市民からすれば遺跡なんかよりも日々の生活のほうが大切だということなのでしょうか。

さて、町の中心部には聖ドムニウス大聖堂と鐘楼があります。これはディオクレティアヌス帝の霊廟とのこと。鐘楼には登る事ができ、非常に良い眺めでした。

その後は街の中を探索します。冒頭にも書きましたが、この街は宮殿に人が勝手に住み着いて構成されたものなので、町と宮殿が面白い感じで融合しています。町を歩いて居るとそれだけで様々な発見があって非常に面白い。

ホテルにチェックインした後、ホテルのお姉さんから教えてもらったおすすめの展望スポットに行ってみることに。町外れの丘の上にあるのですが、街や港の様子を良い感じで見渡せます。

そうこうしていると段々と暗くなってきたので食事を。調べたところ、クロアチアはマグロが名物らしく、特にマグロのステーキがおすすめとのことだったので、私もそれを頂くことに。シンプルな味付けですが、マグロの旨味を楽しむ事ができて非常に良かったです。

翌日は、トロギールとシベニクに足を伸ばして見ようかと思っているので、バスを確保してからホテルに向かい就寝することに。