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デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学の日々について書いています

正しい英語なんて誰も使ってない

英語

このブログを初めてから、大変ありがたい事に、留学、特にデザイン関係での留学に興味を持っている方から問い合わせを頂く様になりました。デンマークでの留学ってどうなんですか?とか、ビザはどうされていますか?とか色々ありますが、決まって聞かれるのは語学力について。「どの程度の英語力が必要ですか?」と言うこと。

私の場合、2015年1月時点での話になりますが、TOEFL iBTだと90程度、IELTSだと6.5程度でした。たぶん今だと、iBTで100、IELTSで7ぐらいは流石にあるんじゃないかなと思います。

で、これがどの程度のレベルなのかなのですが、正直なところ、授業が全く理解出来ません。先生が何を言っているかわからないので、スライドのキーワードを拾って日本語情報をググったり、何らかの指示を出されてもその指示の内容が理解できなかったり、ディスカッションに参加しようにも相手が何を言っているのかわからないので、自分の意見を言うこと(しかも気の利いた言い回しなんかできない)しか出来ません。周りの学生を見てみると、ポーランドやイタリア、ドイツなどなど、英語が母国語でない学生も結構居るのにみんなペラペラ英語を喋っている様に見えます。

大学のWebサイトなんかを見ていただくと、受験資格として、IELTSで何点以上とか、TOEFLで何点以上とか書いてあります。だけど私の実感として、Webサイトに書いてある点数は、あくまでも受験の足切りのための点数だということ。足切りレベルの点数しか無い場合、書類審査に合格して面接に進んだとしても、面接が面接として成り立ちません。面接官が何を言っているのか全く理解出来ないし、なんとか理解出来たとしてもまともに回答出来ません。

これはあまりにもヤバいのではないかと思い、家に帰ってから毎晩英語の勉強に明け暮れる毎日です。そんな中、日本に居た時から続けているDMM英会話で先生に相談してみると「あなた、それは勘違いよ」と。

どういうことかを聞くと「あなたのリスニング能力は私から見て相当高いし、考えも英語で伝える事が出来ている。他の留学生とそんなに差があるわけない。他の子達も、どうせ理解してないし、ちゃんとした英語を喋ってないわ。」と。

いやいやまさかそんなわけはないだろうと思ったものの、冷静に落ち着いて周りを見てみると確かに言われた通り、先生の指示を理解してない人が結構いる。喋ってる英語も結構適当だし「え、これを知らないの?」と言うレベルの語彙力だったりする。火曜日と木曜日の区別がついていなかったりとか。6月と7月の区別が怪しかったりとか。メールを書かせれば時制や三人称なんて全部無視。ほんと思い込みって怖いですね、周りの留学生も似たようなレベルじゃないか。

私の英語力が全然足らない!って結構焦ってたんですが少し楽になりました。結局は、失敗を恐れずに英語を使うか、使わないかの違いだけなのかもしれません。もっとも、周りと比べて安心しているだけで授業を100%理解出来て居ない事には変わり無いので、ダメなものはダメなのですが。

先日、Twitterでこんなツイートを見かけました。

 

 多分、多くの日本人も私と同じで、英語を正しく使おう、正確に100%理解しようとするから英語に対して苦手意識を持ってしまうのであって、もっと楽になって良いと思うんですけどね。