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デザインダイアローグコペンハーゲン

デンマークのコペンハーゲンでのデザイン留学の日々について書いています

IDFA2016にNews Globusを出展します

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オランダのアムステルダムで開催されるInternational Documentary Film Festival Amsterdam(IDFA) 2016と言うイベントに、以前作成したNews Globusと言う作品を招待頂いたので、出展させて頂く事にしました。

ddcph.hatenablog.com

今回、先方から招待されてはじめてIDFAと言うイベントを知ったのだけれど、wikipedia先生によると世界で最大のドキュメンタリーフィルムに関するお祭りらしく、開催期間は約10日間で、その間に約10万人もの人が訪れると言うから結構な規模のイベントです。

International Documentary Film Festival Amsterdam - Wikipedia

Maker Faire Tokyoでさえ来場者数は1万5000人程度とのことなので、いかに大きなイベントであるかと言うことがわかるかと思います。こういったイベントに招待して頂けると言う事は大変名誉な事であるし、作った作品を展示するせっかくの機会でもあるわけです。

イベント自体は映像に関するお祭りですから、映像が主役なわけですが、メディアの新しい可能性を探るという視点から、いわゆるメディア・アート作品の展示も行っているようで、世界中の気になるアート作品にコンタクトを取っているようなのですが、対して露出もしていない我々の作品をよくぞ見つけてくれたなと言う驚きでいっぱいです。

ということで11月の16日から27日まで、アムステルダムにて展示を行って居りますので、アムステルダム近郊にお越しの方は是非、私の展示に立ち寄って頂ければ幸いです。

まぁ、問題は出展に向けて長時間安定して動作するようにしたりだとか、見栄えをもう少し良くしたりだとか、色々手直しをしなければならないと言う事で、今必死に改造していて、これが果たして間に合うかと言う点でもあるのですが。

ローマ観光

Maker Faireを見たあとはローマ市内に戻り少し観光を。とは言え、時間も結構遅いので観光地などは閉まっているところが多く、外から見えるところがメイン。

ジェラートを食べたりとか。晩御飯はパスタです。

そして食後のオヤツにまたジェラート。

その後予約していたホステルに。

私の上のベッドの人がMaker fair出展者なので色々と話を聞いておりました。彼はミラノにある某メーカーで電気系のエンジニアをやっているんだけど、趣味でモノ作りをしていて、今回はそれを出展しに来たとのこと。

ちなみに、私も以前東京のMaker Fairに出展していた事があるので、Makerトークをしていたのですが、子供は怖い、俺たちが想像して居なかった動きをする。と言う点で盛り上がるとは予想外でした。こればかりは世界共通なんだろうなぁ。

ヨーロッパ最大のMaker Faireを見にRomeへ

CIIDの教授でもあり、Arduino創業者のマッシモバンジから、ぜひ一度RomeのMaker Faireを見に来るべきだと誘われたので、はるばるローマへ。

当初はコペンハーゲンからローマに直接飛ぼうかと思ったのだけれど、ちょうど良い飛行機が無いし、値段も高くなるということで、一度ミラノに飛んでから、電車でローマに。乗った電車はこちら。かっこいいです。さすがデザインの国イタリア。

会場はFiera di Romaと言う展示会場です。日本だと東京ビッグサイトのようなのをイメージしてもらえれば近いのではないかと思います。まずはローマまで行き、ローマから空港行きの電車に乗って20分ほどかな。

会場の地図はこのような感じ。日本のMaiker Faireに最後に行ったのは去年の夏なのですが、日本のものより規模が大きいのではないかなと感じました。

ブレインストーミング後の情報整理とコンセプト抽出

ブレインストーミングを行った結果、アイディアがたくさん集まりました。合計50とか60ぐらいだったかな?出たアイディアはひとめでわかるように上記のように一枚の板にピンで貼り付けます。

貼り付けた後は、グルーピング等を行い、アイディアとアイディアをくっつけたり、引き算したりしながら、ラフなアイディアをこねこねしつつ、良さそうなアイディアをいくつか選んで行きます。

私の場合、選んだアイディアは次の4つ。

ひとつ目は裁縫セットのようなキットをメタファとして、撮影した写真を自由自在に編集したり加工したり、新しい形にするためのプラットフォームを作ったら面白いのでは無いかと言うもの。

ふたつ目は、旅行先でお互いのカメラを使って記念写真を取り合うシーンがあると思うのですが、この際にフロントカメラとバックカメラを両方使う事で、誰と誰が写真を取り合ったかを認識する事ができるので、これを使ったソーシャルネットワークサービスを作ったら面白いのでは、というもの。

みっつめは、雑誌の切り抜き等を支援するシステムを作ったら面白いのでは?というもの。

よっつめは次世代のデジタルフォトフレームを作るというもの。取り合えずこれらのアイディアをスタート地点として、それぞれ情報を整理して、コンセプトを深めて行く事とします。

 

 

ブレインストーミングセッションの進め方

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How Might Weクエッションの準備ができたら実際のブレインストーミングセッションに進みます。

CIIDのファイナルプロジェクトは基本一人で取り組むと書きましたが、ブレインストーミングセッションに関しては友人を招待して行うことが薦められています。招待する人数はだいたい4人〜5人ぐらいかな?

参加者それぞれがアイディアを出し合い、みんなの前で発表するわけですから、人数が多すぎると発表にかかる時間が多くなってしまい、参加者一人あたりがアイディアを考える時間が少なくなってしまい、ちょっともったいないかなと思います。

次に、ブレインストーミングセッションの進め方について少し説明していきます。セッションはだいたい1時間ぐらいが良いのではないかと思います。あまり長くても集中力が続きませんし、短すぎるとそれはそれであまりアイディアが集まりません。

アイディアの出し方としては、ホストの好みもあるのですが、他の人のセッションに参加して見た感じですと、次の二通りかなと思います。

ひとつの方法は、3分とか5分とか時間を決めてそれぞれアイディアを出しまくり、決められた時間後に自分の出したアイディアを他の人とシェアします。これを何回か繰り返すわけですね。

もうひとつの方法としては、特に時間を決めずに、それぞれアイディアを考えて、思いついた人から他の人に発表していくという方法。

個人的には、前者の方法は自分が出したアイディアの数が他の人から見て簡単にわかるので、とにかく数を出さなければならないとわりとプレッシャーがあります。また、ブレインストーミングでは他の人のアイディアに乗っかる事が推奨されるのですが、このように時間を区切られてしまい、一斉にアイディアを発表するという形だと、他人のアイデイアに乗っかるのが少し難しいかな、と感じます。

一方で、アイディアが出た段階でシェアをするというやり方だと、時間が細切れになってしまいアイディア出しに集中できなくなる恐れはありますが、他の人のアイディアに乗りやすいという意味では、私個人としてこちらのほうが良いのではと感じています。もちろんこれに関しては個人の好みでどちらでも良いだろうという問題でもあるのですが。

 

 

How Might Weと補足資料の用意

Brainstorming

出来上がったHow Might Weクエッションから、面白そうなものを3つほど選択しブレインストーミングに進みます。この際にアドバイザーから言われたのは、How Might Weクエッションだけではなくて、アイディア出しのインスピレーションのもととなる画像であったり、具体的にこういうアイディアが欲しい、のような物があると方向性がわかりやすいよという事だったので、幾つかの画像を資料として用意しました。

具体的に用意したHow Might Weは下記の3つ。

How might we make a connection between pictures we take and personal environment to spark feelings of precious memories and create a source of vitality?

How might we connect unknown people at travel destinations through photography and encourage them to communicate after traveling?

How might we exchange personal pictures in a light-touch way that still makes people feel meaningful to each other? 

 そしてこれらと一緒に用意したのが下記のような画像たち。今回は、ちょっと色々と試す意味もあるので、少しずつ意図的に方向性を変えて居ます。

最初の画像群は、直接のソリューションではないのだけれど、関係のありそうな行為についての画像を集めてみました。例えばお気に入りのポスターを部屋に飾ったりだとか、自分が馴染んだ料理を作ったりだとか、日記を書いたりだとか、お気に入りの音楽を聞いたり。こういった行為を通して思い出に浸ったり、日々の活力を得たりする人が居るのでは?という事例をいくつか並べて見ました。

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そして次の2つのHMWに対しては具体的なアイディアを並べてみました。例えば、旅先で知り合った人と、SNSで繋がったりだとか、ポストカードを送ったり、Airbnbのように、お互いの地元に遊びに行ったりというのがありえるのでは?という事ですね。

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最後のHMWに対しては、こういう風にして写真を活用してコミュニケーションする事例はあるよねと幾つかのサンプルを。例えば、フォトブックを作ってプレゼントというのはあり得るでしょうし、コルクボードに写真を飾ったりだとか、スマホからポストカードやカレンダー等を注文したり等を例としてあげました。

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ブレインストーミングの様子は後日書きたいと思っていますが、終了後に参加者に話を聞いてみると、こういった資料があったおかげでHMWの意図だとか、欲しいアイディアの方向性が比較的明確で良かったと言われましたし、なかなか良かったのでは、と思っています。

 

 

How Might Weクエッションをどう選ぶか

Choose.

1時間のブレインストーミングセッションで使用できるのは、せいぜい3個ぐらいでしょうか。それ以上のHow Might Weクエッションを作ってしまった場合は、実際に使用する物を選ぶ必要があります。

選ぶ基準、としては、方向性として広すぎず、狭すぎないもので、かつブレインストーミングが盛り上がりそうなもの。また、解決策がテクノロジカルになりそうなものに関しても、これが技術系の研究室だったりであれば良いのかもしれませんが、デザインスクールにおけるブレインストーミングには向いていません。

それからやはり大事なのが、自分自身の興味。この問題を解決出来たとして、自分が楽しいかどうか、と言うのはやはり大切なファクターになるのではないかと思います。

もちろん、これが企業等をクライアントとした仕事であれば自分が楽しいかではなく、企業としてその方向性に価値があるかなども重要な基準になるのでしょうが、これはファイナルプロジェクト、すべての責任は自分にありますし、その成果も自分のものとなります。であれば、やはり自分が興味を持つかというのは重要なポイントだろうなと思居ます。

ちなみに、今回作成したHMWについて紹介をすると、例えば下記のような物がありました。

コミュニケーションの中で他人に写真を見せるとき、スマホの中やインターネットから写真を探す時間をその場にいる人にとって楽しい時間に変える方法は?

例えば、インタビューを通して、写真の使い方としてスマホの中に入っている画像を会話の中で見せる事がある という事がわかりました。まぁ、自分でもよくする事なので、わかったという表現が適切かどうかはわからないのですが。しかしながら探すのに時間がかかる場合ってのが結構あるんですね。秒数にして、たかだか5秒とか10秒だったとしても、会話が不自然に途切れてしまう事があります。この時間というのは、写真を探している人以外に取っては待ち時間なわけですが、この時間をその場に居る人に取って楽しい時間に変える事ができないか?というHMWを作成しました。

他の例としては例えばこのようなものもあります。

旅先で出会った人と写真を通して、その場限りではないコミュニケーションを撮る方法は?

これは例えば、旅先にて知らない人に対して写真の撮影を頼むシーンというのはよくあるわけですが、こういった行為ってその場限りなんですよね。その場限りの気軽なコミュニケーションというのも良いのですが、多くの人はそれをあまり良く思っておらず、言ってみればそのためにセルフィースティックなんてものがあるとも言えるわけです。であれば、人に写真撮影を頼む事から始まる良い関係であったり、何らかの面白さがあっても良いのでは?と思うわけですね。

他にも、このような文章を10個ぐらい作成して、文章の狭さや広さだったり、私自身が感じる面白さなどを基準に3つほどの文章を選び、明日のブレインストーミングセッションに挑む事にしました。